設立発起人 豊田勝則

設立経緯

 設立発起人の私は昭和20年生まれの後期高齢者です。
 当法人は、高齢者など社会的弱者に必要な福祉事業と社会貢献を推進することを理念に高齢者が設立しました。
 私の盟友で大手出版社の編集局長だった元木昌彦氏が平成20年に『孤独死ゼロの町づくり』を出版する際、聖路加国際病院の名誉院長だった日野原重明先生に寄稿をお願いしました。
 その後、先生との親交が深まり、「私は90歳の時に『新老人の会』を設立しました。豊田さんが80歳になったら会の趣旨を承継してもらいたい」と言われました。
 残念ですが、私が80歳になる前の平成29年に先生が105歳で逝去されたため、承継の話はそのままになってしまいました。
 ところが、昨年11月に私自身が交通事故に遭い、高齢者であるが故に加害者と損害保険会社から非礼で非常識な対応を受け、その上、到底承服できない示談内容を提示されました。

 それを契機に、『新老人の会』の趣旨に沿った『社会的弱者の駆け込み寺』を設立しました。
 社会的弱者とは、事故や係争などの問題事が起きたとき、相談できる知人や弁護士がいない、調停や訴訟などの法律的な知識がない高齢者や介護認定者などです。
 そこで、福祉事業として、次の社会貢献を推進することによって、先生の遺志を少しでも受け継いでいきたいと決断しました。
 『社会的弱者の駆け込み寺』に相談に来られた高齢者などにとって、より良い解決策に助力すること。
 現役を引退した後、75歳以上の新老人になっても地域福祉に貢献している方々を紹介すること。
 独居高齢者に急病や宅内事故など緊急事態が発生した際、消防署様と連携して迅速・適確に人命救助できる緊急通報事業を実施されている自治体様を紹介すること。
 地域に居住する高齢者などの相談事に尽力されている地域包括支援センター様を紹介すること。

 

設立趣意書

 昔の日本は高齢者などが家の鍵をかけなくても、安全で安心な暮らしができるおおらかな国でした。
自分が作った料理を隣近所にお分けするし、1日でも姿を見かけない人がいれば、家に様子を見に行きました。
それで、自然に地域コミュニティーが築かれ、高齢者などに対する隣近所の見守りと互助体制が作られていました。
 
 ところが、経済の発展に伴い拝金主義と個人主義がはびこり出し、昨今は高齢者を標的にした犯罪まで発生するようになってしまいました。
 止むを得ず、高齢者などは防衛のために家の鍵をかけ、聞き覚えのない電話には出ないようになりました。
 その結果、地域コミュニティーによる高齢者などの見守りと互助体制が崩壊していきました。
 現在の日本は、高齢者など社会的弱者の人権や尊厳が十分に守られているとは考えられません。
 高齢者を食い物にする特殊詐欺の被害者は増え続け、実質的な年金は減り続け、生活保護を申請しても受理されないことが増えています。
 交通事故に遭ってケガをしたが、加害者や損害保険会社から納得できない示談内容を提示された。
 家主側が一方的に家賃を値上げしたため、支払いが困難になり引越しせざるを得なくなった。
 業者の強引な訪問営業に迫られ、必要がない高額なリフォーム契約書に押印させられた。
 シングルマザーが就業規則に違反したこともないのに、勤め先から突然解雇され困惑している。
 地域包括支援センターに相談したが、自治体の利用要件を満たせない独居高齢者が緊急通報事業を利用できなかった、などなど。
 高齢者など社会的弱者に事故や係争などの問題事が起きたとき、相談に応じて、より良い解決策に助力します。
 相談と助力は原則無料で本人申立ができる簡易裁判所の調停や訴訟に必要な書類の作成などに助力します。
 相談内容によっては弁護士や政治に携わる関係者を紹介しますが、その場合は費用が発生することをご承知ください。
 また、『社会的弱者の駆け込み寺』が相談に応じた問題事について、ユーチューブチャンネルで解決までの経緯を相談者は匿名で配信して、視聴者の参考にしていただくことにします。